古い鏡
2006年9月8日これはかつて四谷のあるマンションにて暮らしていた時の話です。
当時働いていた会社の賃金が低かったため、便利な場所ではあったのですが、隣の建物(南側 4F建)との間は1m、まったく日の当たらない状態の1Fに住んでおり、風通りも悪かったのですが通りから隣の建物との間へは入ることをできなくするため有刺鉄線があったため安心して常に窓を開けていました。
この部屋を決める前に下見した時には、日当たりも悪いし空気がよどんでおり異様な感じがしたのですがその時に住んでいたマンションの契約期限も切れかけており、躊躇なくそのマンションに契約しました。
下見の際にも気になっていたのですが、前の住人がおいていったのか大きな姿見の鏡がありました。捨てるのももったいなく思いそのまま使っていたのですが、引っ越して数日後。
窓を開けっ放しにして寝ており、時間は既に深夜2時を過ぎていたと思います。窓の外で何か話し声が聞こえるのです。意識は朦朧とした状態ですが、その話声はかすれた男の声で「明日だ・・・。明日。明日だね。」と聞こえます。誰かが外で話しているのかとも考えましたが隣との建物との間に人は入れません。
気になって窓の外を見てみると・・・・・・・・。
隣の建物との間の塀と建物の壁が見えるだけです。
「やっぱり、誰もいないなあ。っていうかいるわけないね。」と心でつぶやきながら視線も戻そうとし、途中の姿見の鏡に目をやった時です。明らかに男性の横顔が窓の外の塀の上をさっさっさっと動いたのです。真っ暗闇 しかも起きたすぐであり、目もなれていない
こともありますがうっすらとした月明かりの下で青白い表情でさっさっさと・・・・。人がいるはずの場所でもなく音もまったくなしにです。
なんなんだ!?とびっくりしましたが明らかに人の横顔でした。
あまりにも恐ろしく明かりを付けて確認なんてできません。
すぐに布団を頭までかぶり朝までその体制で寝ました。
朝になっても夜のことが気になって仕方なく何かの間違いではと思い鏡を確認しました。今まで気にもかけなかったのですが、鏡の後ろになぜか押しピンの後があり、その下にちょうどお札と思えるサイズのシミ(正確にはその部分がなにかに覆われて元の色であり、以外の部分が劣化した色)がありました。なんだったんでしょう。
その時は分からなかったんですが、後にホテルや賃貸マンションに宿泊、契約する時にはその部屋に鏡や絵のある場合 裏を見てお守りやお札があったら、その部屋で以前なにかがあったと判断できるとある記事で読みましたが、これがそうなのでしょうか?
結局 その男が何だったのか、部屋になにがあったのか等は調べていませんが、その鏡が大きなものだったために動かそうと配置を変える度にいやな夢を見たり、よくないことがあったためその部屋に住んでいた2年間で鏡はずっとあった場所のままです。
今でもその鏡はあるのでしょうか・・・。
当時働いていた会社の賃金が低かったため、便利な場所ではあったのですが、隣の建物(南側 4F建)との間は1m、まったく日の当たらない状態の1Fに住んでおり、風通りも悪かったのですが通りから隣の建物との間へは入ることをできなくするため有刺鉄線があったため安心して常に窓を開けていました。
この部屋を決める前に下見した時には、日当たりも悪いし空気がよどんでおり異様な感じがしたのですがその時に住んでいたマンションの契約期限も切れかけており、躊躇なくそのマンションに契約しました。
下見の際にも気になっていたのですが、前の住人がおいていったのか大きな姿見の鏡がありました。捨てるのももったいなく思いそのまま使っていたのですが、引っ越して数日後。
窓を開けっ放しにして寝ており、時間は既に深夜2時を過ぎていたと思います。窓の外で何か話し声が聞こえるのです。意識は朦朧とした状態ですが、その話声はかすれた男の声で「明日だ・・・。明日。明日だね。」と聞こえます。誰かが外で話しているのかとも考えましたが隣との建物との間に人は入れません。
気になって窓の外を見てみると・・・・・・・・。
隣の建物との間の塀と建物の壁が見えるだけです。
「やっぱり、誰もいないなあ。っていうかいるわけないね。」と心でつぶやきながら視線も戻そうとし、途中の姿見の鏡に目をやった時です。明らかに男性の横顔が窓の外の塀の上をさっさっさっと動いたのです。真っ暗闇 しかも起きたすぐであり、目もなれていない
こともありますがうっすらとした月明かりの下で青白い表情でさっさっさと・・・・。人がいるはずの場所でもなく音もまったくなしにです。
なんなんだ!?とびっくりしましたが明らかに人の横顔でした。
あまりにも恐ろしく明かりを付けて確認なんてできません。
すぐに布団を頭までかぶり朝までその体制で寝ました。
朝になっても夜のことが気になって仕方なく何かの間違いではと思い鏡を確認しました。今まで気にもかけなかったのですが、鏡の後ろになぜか押しピンの後があり、その下にちょうどお札と思えるサイズのシミ(正確にはその部分がなにかに覆われて元の色であり、以外の部分が劣化した色)がありました。なんだったんでしょう。
その時は分からなかったんですが、後にホテルや賃貸マンションに宿泊、契約する時にはその部屋に鏡や絵のある場合 裏を見てお守りやお札があったら、その部屋で以前なにかがあったと判断できるとある記事で読みましたが、これがそうなのでしょうか?
結局 その男が何だったのか、部屋になにがあったのか等は調べていませんが、その鏡が大きなものだったために動かそうと配置を変える度にいやな夢を見たり、よくないことがあったためその部屋に住んでいた2年間で鏡はずっとあった場所のままです。
今でもその鏡はあるのでしょうか・・・。
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