祟り

2006年9月4日 お便り
これは私の叔母の話です。
私の叔母はよく家に遊びに来るのですが、ある日いつものように遊びに来た叔母の顔色がさえません。
どうしたのかと聞くと「顔の右半分、特に目の上あたりが痛い」と言います。
確かによく見ると少し腫れているように見えました。
数日後、その叔母が寝込んだと聞き私は母親と叔母宅へ見舞いに行きました。
そこで私は叔母の顔を見てビックリしてしまいました。
叔母の顔は右半分が赤黒く異様に腫れ上がっていました。
特に右目の上は酷く、ほとんど目がつぶれてしまっていて失礼な話ですが思わず目を背けてしまいました。
どうしたのかと聞くと、叔母は元気なく話しはじめました。
叔母の話によると以前家に遊びに来てからどんどん酷くなって行ったそうで、医者に行ったそうですがどこの医者(大学病院等)に行っても「原因が分からない」と言われたそうです。

その日は私と母親は叔母の家を後にしたのですが、それから数日後その叔母がひょっこりと家に遊びに来ました。
私は叔母の顔を見てビックリしてしまいました。
あんなに酷かった叔母の顔が、ほとんど腫れが引き元の顔に戻っていたからです。
私と母親は「腫れがひいてよかったね。でもどうやって治したの?」と聞きました。
すると叔母は「あれからさらに酷くなっていった。私は藁にもすがる思いで知り合いから聞いた霊能者に見てもらった。するとその霊能者に「あなたの家の庭の南西(すみません叔母が言った正確な方角は忘れました)の方角に恐らく子どもの悪戯だと思うが五寸くぎが刺さっている。そこは地神様のいらっしゃる場所でちょうど顔の部分にあたる場所だ。くぎが地神様の右目に刺さっている。今すぐそのくぎを抜いてお清めをしないとあなたは危ない。」といわれた。早速家に帰って言われた通りの場所を見てみると誰がやったか確かに五寸くぎが地面に深く刺さっている。慌ててそれをぬいてお清めをしたとたん腫れが見る見る内に引いて行った。」と言いました。

私と母親はそんなこともあるもんだとただただ感心するだけでした。
皆さんの中にも原因不明の病気で悩んでいる方はいらっしゃいませんか?もしいらしゃったら家の周りを調べてみることをお勧め致します。

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