長い階段 4
2006年8月5日「ばっ、、婆さんどうした?こんな遅くに、、」
ひご作が尋ねると、、、
「ぐっ、、、ぐっ、、ぐうぇぇぇぇ、、、」
婆さんは、うめく様な声を出してよろめいたんだ、、、ひご作が仰天して助け起こそうとすると・・何と婆さんがひご作に襲いかかったんだ!・・そのとき、、、ひご作が見た物は・・・
何と婆さんの口からシュルシュルと出ては戻る2つに別れた舌だったんだ!
ひご作が仰天してすくみ上がると・・婆さんは
大口を開けて笑ったんだ・・・・
婆さんの口には牙が生えていた・・
ひご作がその意味を考える暇も無く
そのまま婆さんはひご作に飛びかかっていった・・
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ひご作は飛び起きてそのまま壁に強く頭をぶつけた・・
「てててて、ありゃ?、わしはどうしたんだ?、、確か婆さんが来て・・何だ、夢だったのか?」ひご作が注意深く辺りを見回すと
・・別段変わった様子の無い部屋があった・・・
障子もきちんと閉まっていたんだ・・
ふっとひご作のため息が、辺りに響く
(夢で良かった・・)
「_____ぅ」
?何か微かに聞こえたような、、、
「_ご__くぅ」
確かに何か囁くような声がしたんだ
不思議に思ったひご作は、耳を澄まして聞いてみると・・・・何とひご作のすぐ後ろから雷のような物凄い声がしたんだ
「ひご作くぅっ!」
びくっとしたがひご作は、そのままかせをはめられたみたいに動けなかったそうだよ、まるで肩に凄く重い荷物がかかっているみたいにぴくりとも動かせない事に気が付いたんだ
すると・・肩に何かが当たった
凄くひんやりとしていて・・ヌルっとするような感触がする・・
悲鳴を飲み込むのでひご作は精いっぱいだった・・・
「ひご作や、、、ひご作やぁ、、、わすが誰か分かるけぇ?」
そう後ろの何かは言ったんだ、、
「そっそんなの分からねえが・・・もしかして、ば、ばあさん、婆さんかい?そうだよな?」
どぎまぎして、ひご作が答えると
「ヘッヘッヘッ、本当にそう思うかぁ、ひご作や、だったら振り向いてみてごらんよ、ひご作やぁ、ヘッヘッヘッヘッ」
気持が悪いのと、正体を確かめたい気持とで
ひご作の心は、乱れていたんだよ・・・そんな中に、一縷の希望だけが残っていたんだ
(これは皆夢じゃねえのか・・)
肩に置かれていた何かは、今はひご作の背中じゅうにまとわり付いていたよ・・気持が悪い中でとうとうひご作は、正体をどうしても突き止めたくなった、決心が付いてからは、実際に行動するのは早いんだね、、
見たんだ・・ひご作、後ろを振り返ってみたんだよ・・・それが何かって?、、こんな事を言う物じゃないよ、いくら怪談といったってこれは絶対に話せない物なんだよ、でも・・どうしても貴方が聞きたいというのなら・・・
それはともかく、ひごさくはその後、叫びながらそれを突き倒して逃げたんだ・・それからは
もう、辺りをきにせず、必死で逃げたよ、そのあばら屋からほとんど死にもの狂いで抜けて
・・・そこに、あの家の娘が倒れていたんだ
それを素早く一瞥して、そのままひご作は
家から離れようとしたんだけどね、どうも気になって戻って来ると、急いで娘を抱き上げて逃げたんだ・・・
ぜえーーーぜええええーーー・・・わしはなにをしとるんだ?こんな化け物の婆の娘っ子を抱いて逃げとるなんて・・・
そう思いながらも、その子をしっかり抱いたままひご作は放さなかったそうだ・・
すると、そこに急に開けた場所が出て
そこに大きな神社が有ったんだって
ひご作が思わず立ち止まると、それを見回した・・・
それはとても大きかったんだ、ひご作の住んでいる神渡り村の神社の3倍も有るような
大きな神社だった・・・
「ズル、、、ズル、、ズル」
その鈍い音が、ひご作の後ろからしたんだ
(うひゃぁぁぁ追っかけてきたぁぁ)
ひご作には、もう後ろを振り返る勇気は無かった、酷い物を見たからね・・・
考える暇も無く、気が付くと神社の扉を閉めようとしていた
そこに、ぬっと青白い手が伸びてひご作の腕を掴んだ!
悲鳴をひご作は必死で押え込み、それを戸に叩き付けた、2度、3度と叩くと、手の力がほんの少し緩んで、そこを素早くとを閉めてかんぬきをかけたんだ、
一息つく暇も無く、、戸は不吉に揺れていた
「ひご作さんゃぁ、、、、開けてくれんかぁ」
ひご作は黙って恐怖の面持ちでその戸をじっと見ていた・・・すると戸がガタガタいいだした
「開けんかぁ、ひご作ぅ」
(わしはどうしたら良いんだ・・・)
娘を抱きながらはんば諦めのていでひご作はそこにへたり込んでいたんだ
その時、、中から声が聞こえたんだ
「困ってるようだな、ひご作」
びっくりしてひご作が顔を上げると、そこには
真っ白なひげを生やした、お爺さんが居たそうだよ・・・
ひご作が尋ねると、、、
「ぐっ、、、ぐっ、、ぐうぇぇぇぇ、、、」
婆さんは、うめく様な声を出してよろめいたんだ、、、ひご作が仰天して助け起こそうとすると・・何と婆さんがひご作に襲いかかったんだ!・・そのとき、、、ひご作が見た物は・・・
何と婆さんの口からシュルシュルと出ては戻る2つに別れた舌だったんだ!
ひご作が仰天してすくみ上がると・・婆さんは
大口を開けて笑ったんだ・・・・
婆さんの口には牙が生えていた・・
ひご作がその意味を考える暇も無く
そのまま婆さんはひご作に飛びかかっていった・・
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ひご作は飛び起きてそのまま壁に強く頭をぶつけた・・
「てててて、ありゃ?、わしはどうしたんだ?、、確か婆さんが来て・・何だ、夢だったのか?」ひご作が注意深く辺りを見回すと
・・別段変わった様子の無い部屋があった・・・
障子もきちんと閉まっていたんだ・・
ふっとひご作のため息が、辺りに響く
(夢で良かった・・)
「_____ぅ」
?何か微かに聞こえたような、、、
「_ご__くぅ」
確かに何か囁くような声がしたんだ
不思議に思ったひご作は、耳を澄まして聞いてみると・・・・何とひご作のすぐ後ろから雷のような物凄い声がしたんだ
「ひご作くぅっ!」
びくっとしたがひご作は、そのままかせをはめられたみたいに動けなかったそうだよ、まるで肩に凄く重い荷物がかかっているみたいにぴくりとも動かせない事に気が付いたんだ
すると・・肩に何かが当たった
凄くひんやりとしていて・・ヌルっとするような感触がする・・
悲鳴を飲み込むのでひご作は精いっぱいだった・・・
「ひご作や、、、ひご作やぁ、、、わすが誰か分かるけぇ?」
そう後ろの何かは言ったんだ、、
「そっそんなの分からねえが・・・もしかして、ば、ばあさん、婆さんかい?そうだよな?」
どぎまぎして、ひご作が答えると
「ヘッヘッヘッ、本当にそう思うかぁ、ひご作や、だったら振り向いてみてごらんよ、ひご作やぁ、ヘッヘッヘッヘッ」
気持が悪いのと、正体を確かめたい気持とで
ひご作の心は、乱れていたんだよ・・・そんな中に、一縷の希望だけが残っていたんだ
(これは皆夢じゃねえのか・・)
肩に置かれていた何かは、今はひご作の背中じゅうにまとわり付いていたよ・・気持が悪い中でとうとうひご作は、正体をどうしても突き止めたくなった、決心が付いてからは、実際に行動するのは早いんだね、、
見たんだ・・ひご作、後ろを振り返ってみたんだよ・・・それが何かって?、、こんな事を言う物じゃないよ、いくら怪談といったってこれは絶対に話せない物なんだよ、でも・・どうしても貴方が聞きたいというのなら・・・
それはともかく、ひごさくはその後、叫びながらそれを突き倒して逃げたんだ・・それからは
もう、辺りをきにせず、必死で逃げたよ、そのあばら屋からほとんど死にもの狂いで抜けて
・・・そこに、あの家の娘が倒れていたんだ
それを素早く一瞥して、そのままひご作は
家から離れようとしたんだけどね、どうも気になって戻って来ると、急いで娘を抱き上げて逃げたんだ・・・
ぜえーーーぜええええーーー・・・わしはなにをしとるんだ?こんな化け物の婆の娘っ子を抱いて逃げとるなんて・・・
そう思いながらも、その子をしっかり抱いたままひご作は放さなかったそうだ・・
すると、そこに急に開けた場所が出て
そこに大きな神社が有ったんだって
ひご作が思わず立ち止まると、それを見回した・・・
それはとても大きかったんだ、ひご作の住んでいる神渡り村の神社の3倍も有るような
大きな神社だった・・・
「ズル、、、ズル、、ズル」
その鈍い音が、ひご作の後ろからしたんだ
(うひゃぁぁぁ追っかけてきたぁぁ)
ひご作には、もう後ろを振り返る勇気は無かった、酷い物を見たからね・・・
考える暇も無く、気が付くと神社の扉を閉めようとしていた
そこに、ぬっと青白い手が伸びてひご作の腕を掴んだ!
悲鳴をひご作は必死で押え込み、それを戸に叩き付けた、2度、3度と叩くと、手の力がほんの少し緩んで、そこを素早くとを閉めてかんぬきをかけたんだ、
一息つく暇も無く、、戸は不吉に揺れていた
「ひご作さんゃぁ、、、、開けてくれんかぁ」
ひご作は黙って恐怖の面持ちでその戸をじっと見ていた・・・すると戸がガタガタいいだした
「開けんかぁ、ひご作ぅ」
(わしはどうしたら良いんだ・・・)
娘を抱きながらはんば諦めのていでひご作はそこにへたり込んでいたんだ
その時、、中から声が聞こえたんだ
「困ってるようだな、ひご作」
びっくりしてひご作が顔を上げると、そこには
真っ白なひげを生やした、お爺さんが居たそうだよ・・・
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