首に跡が・・・

先日、大学のサークルの夏合宿に行った際、みんなで怖い話をしていたんです。
明かりを消して、後輩の女の子が自分の体験談を話していると、ずっと消してあったテレビが、バチバチと音をたてはじめたんです。これって、ラップ音ていうやつですよね。その日以来、今まで怖いことは1、2年に1度くらいの頻度でしか体験していなかった私の身の回りで、おかしなことがおこるようになりました。

合宿から帰ってきて、2週間で3度です。
そのなかでも一番気味のわるかった出来事をお話します。

夜中に、このサイトで怖い話を読んでいたんです。新しいものから順に、1、2時間は読みつづけていたでしょうか・・・
気づくと、もう深夜3時になっていました。
そろそろねないと、と思いながら読みつづけていると、突然体の右側がザァッとトリハダ状態に。
右側にトリハダがでるというのは、霊を見たりするときの、いつもの兆候です。
「あ、やばいかな」と思っていると、首のあたりに奇妙な感覚がきはじめました。
なんというか、首を絞められているような感触なのですが、息ができないというほど苦しいわけではありません。
確かに首になにかの感触があると思いながらも、私は自分に、「怖いと思っているから、何でもないことでも怖く感じるんだ」と言い聞かせ、パソコンを消してもう寝ることにしました。

眠っている間は、金縛りなども何もありませんでした。
そして、朝起きて、顔を洗うために洗面所へ行った時のことです。
何気なく鏡をみると、首の付け根のあたりの左右に、赤い跡が・・・
ちょうど、人の指くらいの長さと太さです。
首のそんな位置、ふつう眠っている間に跡がつくなんてこと、ありませんよね・・・？

それ以来、夜中に一人で怖い話のサイトを見ることはやめています。