電話の相手は.....
2006年4月2日1年程前から、私はある男性につきまとわれて困っていました。仮にRさんとします。
Rさんとは、DJをしている友達のK君が開いたパーティーで初めて会い、居合わせたみんなで自己紹介などしあいました。その後も数回顔を見たことはあったものの、彼のことは友達の知人の一人という程度の認識しかなく、二人きりで会ったこともありません。
何回目かに顔を合わせた時、私は友達数人と仕事の話をしていました。
丁度Rさんもその場にいて、会話に相槌を打ったりしていましたが、特に妙な様子もなかったし私と同業者であることが解ったので、お互い名刺を交換したのです。
.......それがいけなかったのでしょうか?
でも、同業者同士の名刺の交換なんて、それほど特別な事とは思えないのですが.......。
Rさんに突然交際を申し込まれて断わった1週間後くらいから、毎日、夜になると電話がかかってくるようになりました。最初は他愛もない世間話。
Rさんの家の近所を通っているという線路を電車が通りすぎる音が、受話器を通してもはっきり聞こえたのを覚えています。
ところがだんだん様子がおかしくなってきたのです。言葉使いも馴れ馴れしくなり
「またオレの部屋で料理を作ってくれよ、キミは料理がうまいからなあ」とか
「この間キミと一緒にどこそこに行った時にさあ」などと
私が一度も行ったことのない場所の話をするようになりました。
もちろん、彼の前で料理をしたことなんか、一度もありません!
居留守を使ったり、警察に届けようかと悩みました。電話番号を変えてもつきとめてくるのです。
どうしていいか解らず、とにかくK君に相談すると、彼は真っ青な顔で黙り込んでいましたがRさんに私を会わせた責任を感じてか「じゃあ、俺がやめるように話をしてやるよ」と、Rさんを説得することを引き受けてくれました。
しかし電話は止むどころか、「オレだよ」と言ったきり無言だったり、「別れないでくれ」と泣き出したり、住所を調べて家の近所をうろついたりしていたようです。
ところがある日をさかいに、ぱったりと電話の本数が減り、かかってきても
男性のすすり泣く声だけがかすかに聞こえるだけになりました。
そして、あの電車の通る音......。
私は、K君が話をつけてくれようとしているのだと思い、K君の家に電話をしました。
K君が万が一、逆恨みでもされたりしたら、と不安だったからです。
すると、信じられないようなことを聴かされたのです。
「あいつ、8日前に交通事故で亡くなったんだよ」
それから気味の悪い電話は一回もありません。K君にも何事も起こらず、元気でいます。
それにしても彼が亡くなった日からの電話は、一体誰がかけてきたものだったのでしょうか。
偶然に続いたいたずら電話、それとも......?
Rさんとは、DJをしている友達のK君が開いたパーティーで初めて会い、居合わせたみんなで自己紹介などしあいました。その後も数回顔を見たことはあったものの、彼のことは友達の知人の一人という程度の認識しかなく、二人きりで会ったこともありません。
何回目かに顔を合わせた時、私は友達数人と仕事の話をしていました。
丁度Rさんもその場にいて、会話に相槌を打ったりしていましたが、特に妙な様子もなかったし私と同業者であることが解ったので、お互い名刺を交換したのです。
.......それがいけなかったのでしょうか?
でも、同業者同士の名刺の交換なんて、それほど特別な事とは思えないのですが.......。
Rさんに突然交際を申し込まれて断わった1週間後くらいから、毎日、夜になると電話がかかってくるようになりました。最初は他愛もない世間話。
Rさんの家の近所を通っているという線路を電車が通りすぎる音が、受話器を通してもはっきり聞こえたのを覚えています。
ところがだんだん様子がおかしくなってきたのです。言葉使いも馴れ馴れしくなり
「またオレの部屋で料理を作ってくれよ、キミは料理がうまいからなあ」とか
「この間キミと一緒にどこそこに行った時にさあ」などと
私が一度も行ったことのない場所の話をするようになりました。
もちろん、彼の前で料理をしたことなんか、一度もありません!
居留守を使ったり、警察に届けようかと悩みました。電話番号を変えてもつきとめてくるのです。
どうしていいか解らず、とにかくK君に相談すると、彼は真っ青な顔で黙り込んでいましたがRさんに私を会わせた責任を感じてか「じゃあ、俺がやめるように話をしてやるよ」と、Rさんを説得することを引き受けてくれました。
しかし電話は止むどころか、「オレだよ」と言ったきり無言だったり、「別れないでくれ」と泣き出したり、住所を調べて家の近所をうろついたりしていたようです。
ところがある日をさかいに、ぱったりと電話の本数が減り、かかってきても
男性のすすり泣く声だけがかすかに聞こえるだけになりました。
そして、あの電車の通る音......。
私は、K君が話をつけてくれようとしているのだと思い、K君の家に電話をしました。
K君が万が一、逆恨みでもされたりしたら、と不安だったからです。
すると、信じられないようなことを聴かされたのです。
「あいつ、8日前に交通事故で亡くなったんだよ」
それから気味の悪い電話は一回もありません。K君にも何事も起こらず、元気でいます。
それにしても彼が亡くなった日からの電話は、一体誰がかけてきたものだったのでしょうか。
偶然に続いたいたずら電話、それとも......?
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