2006年2月13日
私が中学生の時の話なんですが、茨城県のとある所に研修に行った時の話です。
その研修所は、ただ何でもない普通の研修所なんですが、8人部屋に私たちがくつろいでいる時に、
地元の小学生達が私たちの部屋に入ってきて、

「ここだよ。自殺者があった部屋。」

と、言うのです。

確かに、小学生達の指をさした二段ベットの下のベットの脇の壁にだけすごい落書きの数です。
呪文のような、お経のような・・。
まあ、小学生の言う事ですからあまり信用せず夜を迎えました。

私と友達は別の部屋の友達の所に遊びに行って、部屋に戻った時には12時を過ぎていました。
さすがに部屋の友達はもう寝ていて空いているベットはその問題のベットとその上だけでした。
私は要領良くさっさと上に上がって寝ようとしましたが、さすがにもう一人の友達を下で寝せるのは
可哀相だったので、一緒に上に寝る事にしました。私は壁側、友達は通路側。

その夜、私は寝ぼけていたのか分かりませんが、目を開けた時に友達の脇に人が立っていました。
そして友達の手をつかんでいるので、私はほとんど寝ぼけた状態で「なにやってんのよぉ。」と
その白い手を払ったのは覚えています。でも、すぐ寝てしまったのですが。

次の日、隣に寝た友達が変な夢を見たというので聞いたところ、
知らない人が自分の手を引っ張るのでしょうがなくあるいてたらしい。
「それでどうしたの?」私が聞いたら、友達は
「なんとなく振り返ったら、あんたが怖い顔をして立っているから、戻ってきちゃった。」
と笑いながら言いました。

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